とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

舅のお見舞い

先月末に体調不良で緊急入院した途端、末期癌と診断された舅。
その後、療養先について二転三転の末、何とか緩和ケア病棟の空きがあった別の病院へ移ることになりました。

じいちゃんがもう長くない、、、
と連絡したら子虫たちが、週末、一気に戻ってきた。
まずは金曜日の最終で、上の子虫が帰って来た。

土曜日に、お見舞いに行くと、前の週の入院直後よりぐったりした舅が寝ていた。
呼びかけると目を開けるが、すぐまた寝てしまう。
『孫が来た』と姑が言って聞かせても、無表情にまた目をつぶってしまうのだが、そもそも一番下の孫以外、あまり可愛がるそぶりもなかった舅なので、喜んでいるのかどうか、判断に迷う。
一応、孫が来たと言うことは理解しているらしい、と義姉が言う。

舅は入院した翌日あたりから、痛みが強くなり、身体の向きを変えることも嫌がるようになったそうだ。そのうち、『もう帰る』と夜中に暴れたり、大声を出したりするようになった。
その後、痛み止めや落ち着く薬を始めてもらい、今度はぐったり眠り込んでしまったそうだ。

子虫を連れて行った日は、まだはっきりして来ているところだという。

こんな風にどんどん弱って行くのだろうか。
でも、私たちが行った時にはもうあまり辛そうにしていなかったので、良かったと思う。

翌日は下の子虫が帰って来た。
いちばんのお気に入りだった孫である。
飛行場へ迎えに行き、そのまま病院へ。
その日も、うとうとしていた舅は、子虫が呼びかけると目を開けたが、そのまますぐ寝てしまう。
それでも、こちらの希望的観測かもしれないが、前日よりは表情があるような、多少は嬉しそうにしているような気もする。
とはいえ、呼びかけて、目を開けて、何か喋るかな?と待ってると、また寝てしまって、の繰り返し。

結局、早々に帰ることになる。

そうなんだよね、元気のない病人のお見舞いって、間が持たないというか、何を話せばいいかわからない、というか。

それに、一般病棟だと椅子もないし、あったとして座ってただ眺めてるのもどうかと思うし。
本人も、もう寝ている方が楽なんでしょうしね。
孫が来たのは嬉しいのだろうけど、特に話すこともない、のだろうな。

その後、近くのレストランでランチバイキング。
ちょうど、商品券があったのでね。

あれこれ食べて帰って来ました。

今回、戻って来たのは我が家の孫たちだけ。
実は義姉のところの甥っ子たちには、入院したことも知らせてないそうだ。

何故ならば。

今度の週末に、上のお兄ちゃんの結納がある。
先方は、義姉曰く”きちんとしたお家”なので、うっかり知らせたら、『祖父が末期ガンで余命僅か、という状態なのに結納なんてしている場合じゃない』と延期しかねないから、だそう。
義姉としてはせっかく休みも都合して、結納の会場も予約し、あれこれ段取りをつけたのに、延期されてまた別の日に設定しなおすのは御免だ、ということらしい。
急な中止だと、キャンセル料も発生するだろうしね。

我が家では、そんなに”きちんとしたお家の”人だったら、あとで事情を知った時に、かえって嫌な気持ちになるんじゃないだろうか?と思うのだけど。
そもそも10年以上もちゃんとした社会人として過ごして来て、今から一家を構えようという息子なんだし、そのお嫁さんなんだから、相談くらいすれば良いのに。
だいたい、祖父が病気=結納延期、と決まっているわけじゃないし。
という意見なのだが、相方のおじさんも『もうこうなったら、ねえちゃんげぇ(家)の問題だから』と言っているので、もう見て見ぬ振りである。

舅は週明が開けて無事緩和ケア病棟へ転院になった。
下の子虫は転院まで手伝ったあと、また学校に戻って行った。

あとは、X dayがいつになるか、という問題くらい。

とりあえず、義姉の結納じゃなかった、甥っ子の結納が、無事済むことを祈るだけである。